第27章 まずはお父様と相談する

ルナはそれを聞くなり、全身の力がふっと抜けたように肩を落とした。慌てて深く頭を下げる。

「ありがとうございます、アリシアお嬢様」

アリシアは六人の男僕に、中級魔蛛は各自で好きなものを選ぶよう指示した。もっとも男僕たちは蜘蛛型の魔獣にまるで詳しくない。恐る恐るアリシアに助言を求めてきたので、彼女も拒まず、性格が比較的おとなしく、見た目もまだ受け入れやすい種類をいくつか挙げてやった。男僕たちはそのすすめに従い、ほどなく目当ての魔蛛卵を決める。

アリシアが選ばせたのは、孵化が早い個体だ。

とはいえ執事のアラクネに比べれば、他の卵はどうしても孵化まで時間がかかる。彼らの卵が割れる頃には、執事...

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